松応寺(しょうおうじ)は、東京都杉並区にある曹洞宗の寺院。
概要
1656年(明暦2年)、悦州舜喜によって開山した。元々は浅草八軒寺町(現・東京都台東区寿)に位置していた。江戸時代は与力・同心などの檀家が多く、武家寺として栄えたが、1918年(大正7年)に現在地に移転した。
1945年(昭和20年)の空襲で、伽藍をはじめ寺宝や記録もすべて焼失した。そのため、当寺の詳細な歴史は不明になっている。かつての本尊は釈迦如来であったが、この空襲で焼失した。
墓所
- 佐藤信淵(農学者)
- かつては信淵の遺品や蔵書なども寺が所蔵していたが、それらは空襲で失っている。
交通アクセス
- 地下鉄丸ノ内線新高円寺駅より徒歩6分。
- 中央線快速・高円寺駅より徒歩10分
脚注
参考文献
- 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年
外部リンク



