側頭頭頂接合部(そくとうとうちょうせつごうぶ、英:Temporo-parietal junction 略:TPJ)は、側頭葉と頭頂葉が接する領域。大脳皮質の一領域、外側溝の後方に位置する。脳回としては下頭頂小葉(縁上回と角回)の下部と上側頭回の後部に相当する。この領域は「自他の区別」や「心の理論」(TOM)と関わる重要な役割を担っていると考えられている。またこの領域は体外離脱体験(OBE)や、自己像幻視(AS)のような現象と関わりを持つことが知られている。この領域が損傷したり、電気刺激されることで、体外離脱体験が引き起こされる、という例が報告されている。

画像

脚注

外部リンク

  • 人間椅子:神経科学版 - 京都大学こころの未来研究センター

【側頭頭頂接合部】注意における役割とは?

後頭葉の解剖図 脳外科医 澤村豊のホームページ

生の脳脳科学ブログ(教育への架橋)

【側頭頭頂接合部】注意における役割とは?

【2022年最新】後頭葉の機能・症状とリハビリ、視機能、眼球運動障害と脳卒中の関係性まで解説! STROKE LAB 東京/大阪 自費