アフリカネイションズカップ2015 (英: 2015 Africa Cup of Nations、西: Copa Africana de Naciones 2015、仏: Coupe d'Afrique des Nations 2015)は、2015年1月17日から2月8日まで赤道ギニアで開催された第30回のアフリカネイションズカップである。
開催国決定までの経緯
以下の国が開催国に立候補した。
CAFは、2010年9月30日の締め切りまでに2015年大会と2017年大会の重複立候補を届け出たコンゴ民主共和国、モロッコ、南アフリカ共和国の申請を受理した。しかしモロッコは「大会実施には整備されたインフラとスタジアムが必要」と主張、CAFは3つの立候補国に対しスタジアムやインフラの整備状況、サッカーへの関心度を調査するため検査手順を始め、はじめにコンゴ民主共和国を視察した。コンゴ民主共和国側は11月12日から15日に実行することを意図していたが、日程を短縮させられたことで2015年大会と2017年大会の立候補を取り下げることをCAFに通知した。次に、CAFは2010年11月初めにモロッコを、翌12月には南アフリカ共和国を視察した。
2011年1月29日に一旦は開催国をモロッコにすることを決定したが、2014年11月11日に開催国予定だったモロッコが西アフリカ地域でのエボラ出血熱流行を受け、開催延期を求めたが、CAFは延期を認めず開催国は赤道ギニアへ変更されモロッコは出場資格を剥奪された、代わって赤道ギニアが選ばれた。
モロッコの棄権
2014年10月、モロッコ政府はエボラ出血熱流行を受け大会の延期を要請した、しかし2014年11月2日に行われたCAF理事会においてモロッコサッカー連盟に対し、大会の延期を認めないことを決め。11月8日、モロッコは開催する意思がないと判断 し、3日後の11日にCAFはモロッコに対して開催国の変更および出場資格を剥奪した。2014年4月にCAFはモロッコに対し法的措置も辞さないことを確認した。モロッコのモハメド・ウザンスポーツ大臣は、世界保健機関がすべての国の国民を保護する権利を与えているのにもかかわらず、CAFが大会延期を拒否し開催権を剥奪したことを非難した。
代替開催地候補のうち、エジプト、ガーナ、スーダンは開催国のオファーを断り、2010年大会の開催国アンゴラはアンゴラサッカー連盟のメンバーの一人が、政府がこの大会の開催する予算がなくて立候補できないことを述べた。
2014年11月14日、CAFはモロッコに代わり赤道ギニアを開催国にすると発表した。
予選大会
出場国
競技会場
マラボ、バタ、モンゴモ、エベビインで実施。
本大会
組み合わせ抽選
組み合わせ抽選会は、2014年12月3日にマラボで実施した。開催国変更前は11月26日に、ラバトで実施予定であった。
CAFランキングに基づき、参加16か国を4つのポットに4か国ずつ分けた上で、開催国の赤道ギニアはポット1に配置された ランキングは、2015年大会予選 (成績に応じた点数の2倍)、2013年本大会 (成績に応じた点数の3倍)、2013年大会予選 (成績に応じた点数の2倍)、2012年本大会 (成績に応じた点数の2倍)、2012年大会予選 (成績に応じた点数の0.5倍)、2014 FIFAワールドカップ予選 (成績に応じた点数の0.5倍)の成績を加算して決定した。
試合日程
グループリーグ
試合開始時間は全て西アフリカ時間 (UTC 1)
グループ A
グループ B
グループ C
グループ D
- ギニアとマリが、当該チーム同士による対戦結果、得失点差、総得点で並んだため、抽選が2015年1月29日16時00分(現地時間)より行われ、抽選の結果ギニアがグループD2位として準々決勝進出。
決勝トーナメント
準々決勝
準決勝
3位決定戦
決勝
優勝
表彰
- ベストイレブン
以下の選手がベストイレブンに選出された。
脚注
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