常福寺(じょうふくじ)は、茨城県土浦市下高津にある新義真言宗の寺院である。土浦旧市街の南側に位置し、旧水戸街道の西側にほぼ隣接している。隣接地には茅葺の社殿を有する愛宕神社がある。
学校法人常福寺学園(もみじ幼稚園)を経営している。
歴史
常福寺は、平安時代初期、最澄の高弟最仙の開基と伝えられている。
1905年(明治38年)10月1日の創立から1913年(大正2年)3月20日の移転までの間、旧制常総学院中学校が境内にあった。
文化財
重要文化財(国指定)
- 木造薬師如来坐像
- 1920年8月16日重要文化財指定。制作は平安末期。
その他
- イチョウ
- 樹齢400年。
- 色川三郎兵衛銅像
- 現在は旧川口川近くにあるが、古くは常福寺にあった。
脚注
参考文献
- 土浦市史編さん委員会 編『土浦市史』土浦市史刊行会、昭和50年、1156pp.
外部リンク
- 常福寺の薬師如来坐像 - 土浦市公式サイト

