函館聖ヨハネ教会(はこだてせいヨハネきょうかい)は、北海道函館市にある日本聖公会北海道教区の教会。

概要

茶色の屋根と外壁の十字架が特徴で、屋根も十字型である。函館山山頂から、その印象的な十字型の屋根が見られる。函館・元町を代表する3教会(函館ハリストス正教会、カトリック元町教会とともに)の一角を占める。

年表

  • 1874年(明治6年) - イギリス人宣教師のデニング司祭が函館に上陸、民家を借りて活動を開始。
  • 1878年(明治11年) - 元町55番地に最初の教会が建設された。
  • 1879年(明治12年) - 大火発生で教会を失うが、翌年8月には元の場所に教会再建。
  • 1934年(昭和9年) - 最大規模の大火が発生。教会も爆風で甚大な被害を受ける。
  • 1936年(昭和11年) - 現在の場所に教会が建つ。木造でノアの箱船を想像させる形であった。
  • 1942年(昭和17年) - 日本聖公会の法律上の解消に伴い、名称が「函館聖ヨハネ教会」となる。
  • 1943年(昭和18年) - この頃、牧師はスパイの嫌疑で、たびたび当局に出頭を命ぜられる。
  • 1945年(昭和20年) - 日本聖公会の復活が公示される。
  • 1979年(昭和54年) - 現在の聖堂が完成する。
  • 1980年(昭和55年) - パイプオルガン(西ドイツ・ヴェール社製)が設置。
  • 2004年(平成16年) - 台風18号により、聖堂の屋根、牧師館が被災。
  • 2006年(平成18年) - 新築した牧師館が「函館市都市景観賞」を受賞。
  • 2022年(令和4年)ドラマPICU 小児集中治療室のラストシーンのロケに使われる。

アクセス

市電「十字街」電停下車、徒歩15分。

脚注

外部リンク

  • 函館聖ヨハネ教会 日本聖公会北海道教区

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