ノイラミン酸(ノイラミンさん、英: neuraminic acid、Neu)は、9炭素の単糖である。形式的には、ピルビン酸とD-マンノサミン(2-アミノ-2-デオキシマンノース)がアルドール縮合した構造を持つ。

存在

ノイラミン酸自体は自然界には存在しないが、その誘導体は多く、動物組織とバクテリア、特に糖タンパク質と酸性スフィンゴ糖脂質(ガングリオシド)などに広く分布している。

誘導体

ノイラミン酸から誘導されるN-またはO-置換体は、シアル酸、特にN-アセチルノイラミン酸のようなものが知られている。そのアミノ基は、アセチル基またはグリコシル基のどちらかを運搬する。また、ヒドロキシル基は相当の変化に富んでおり、置換基にはアセチル基、乳酸基、メチル基、リン酸基が知られている。

関連項目

  • ノイラミニダーゼ阻害薬



Nアセチルノイラミン酸 NAcetylneuraminic acid JapaneseClass.jp

Sialic Acid Nacetylneuraminic acid Neu5Ac NANA Cosmacon

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