ラーンナー文字(ラーンナーもじ、ラーンナータム文字)は、かつてタイ王国北部を中心に栄えたラーンナー王国で使用された文字。タイ北部の諸方言を表していたが、ラーンナー王朝がチャクリー王朝の下で併合されて以降は廃止され、現在はタイ文字に置き換わっている。

概要

ビルマ文字のように全体的に丸みを帯びた形が特徴的であるが、それは昔、文字を書くのに紙代わりに用いられていた貝多羅葉(タラバヤシの葉)が裂けてしまわないよう、直線を使うのを避けたためであるといわれている。

現在では使われることは少ないが、ラーンナー文化が栄えた地域の寺院には、この文字で書かれた経典や記録が数多く残されている。また、中華人民共和国の雲南省では、ラーンナー文字を改良した文字が、現地のタイ族の言葉を表記するのに使われている。

Unicode

Unicode では、以下の領域に次の文字が収録されている。

関連項目

  • 北タイ語
  • ラーンナー

外部リンク

  • Ethnologue report for Northern Thai
  • Omniglot(英語)
  • Tai Tham (Lanna) Unicode Font - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分) - ラーンナー文字対応フォント「Lanna Alif」、「Chiangsaen Alif」



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