ジョセフ・アンドリュー・バート(Joseph Andrew Bart, 1996年12月15日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ビュフォード出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。
経歴
プロ入り前
2015年のMLBドラフト27巡目(全体808位)でタンパベイ・レイズから指名されたが、契約せずにジョージア工科大学へ進学した。
初年度の2016年は43試合に出場して打率.299、1本塁打、31打点を記録した。
2年目の2017年は44試合に出場して打率.296、13本塁打、43打点、4盗塁を記録した。
3年目の2018年は57試合に出場して打率.359、16本塁打、38打点、3盗塁を記録し、大学野球最高の捕手に贈られるジョニー・ベンチ賞を受賞した。
プロ入りとジャイアンツ時代
2018年のMLBドラフト1巡目(全体2位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、18日に契約を結んだ(契約金は約700万ドル)。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。A-級セイラム=カイザー・ボルケーノズでもプレーし、2球団合計で51試合に出場して打率.294、13本塁打、40打点、2盗塁を記録した。
2019年はA 級サンノゼ・ジャイアンツとAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレーし、2球団合計で79試合に出場して打率.278、16本塁打、48打点、5盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出された。
2020年8月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦にて「6番・捕手」で先発出場してメジャーデビュー(4打数1安打)。この年はメジャーで33試合に出場して打率.233、7打点を記録した。
2022年オフに、再び背番号を『21』に変更した。
2024年3月31日にDFAとなった。
パイレーツ時代
2024年4月2日にオースティン・ストリックランドとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。
選手としての特徴
卓越したスウィングスピードを備え、メジャーでも長打力を発揮できる可能性が高いと言われている。大学の先輩であるジェイソン・バリテックのようなリーダーシップも高評価を受ける。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
背番号
- 21(2020年、2023年)
- 60(2021年 - 2022年)
- 14(2024年 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Joey Bart stats MiLB.com (英語)



