スティーブン・キプロティチ(Stephen Kiprotich、1989年2月27日 - )は、ウガンダの陸上選手である。メイン種目はマラソン。
人物
2011年大邱世界陸上の男子マラソンは9位と入賞を逃し、2012年の東京マラソンでは、ラスト勝負で藤原新(日本)に負け3位になるなど、それまであまり実績を残していなかったが、2012年、ロンドン五輪男子マラソンにおいて前半から巧妙なレースをみせ、優勝候補筆頭の2時間3分台を持つウィルソン・キプサング、2009年世界陸上ベルリン大会と2011年世界陸上大邱大会金メダルのアベル・キルイなどに勝利し金メダルを獲得した。ウガンダ選手としては1972年のミュンヘンオリンピックの400mハードルで金メダルを取ったジョン・アキ=ブア以来同国史上2人目のオリンピック金メダリストとなった。
2013年世界陸上モスクワ大会でも、猛暑の中優勝し、ゲザハン・アベラ以来史上2人目の五輪、世界陸上選手権での男子マラソン優勝を成し遂げた。(女子では、ロザ・モタが男女通じて初めて五輪、世界陸上選手権のマラソン優勝を果たしている。)
マラソン成績
脚注
関連項目
- 2012年ロンドンオリンピックのウガンダ選手団
外部リンク
- スティーブン・キプロティチ - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
- スティーブン・キプロティチ - Olympedia(英語)




